ペンギンモニュメントお目見え オープン間近の新水族博物館「うみがたり」

新潟県上越市の新水族博物館「うみがたり」のグランドオープンを前に2018年6月15日、同館が飼育数世界一を誇るマゼランペンギンをモチーフにした愛らしいモニュメントが敷地内に設置された=写真=

うみがたりに設置されたペンギンのモニュメント ペンギンモニュメント1

モニュメントは直江津ロータリークラブ(熊木繁雄会長)が創立60周年を記念して寄贈した。

テーマは「夢いっぱいの海へ」。ペンギンが卵の殻を破り、生まれ、成長する過程や親子の仲睦まじい様子を5つの石像で表現しており、彫刻が専門の上越教育大学の松尾大介准教授がデザインした。

両端の2体は黒御影石、卵の2体は桜御影石、小さな子どもペンギンは妙高市で採掘される千草石を使用している。一番大きな黒御影石のペンギンは高さ1m、重さは400キロという。設置場所は、直江津屋台会館と道路を挟んだ南東広場。うみがたりに向かう道路からも見え、来館者を出迎える。

村山秀幸市長や同クラブ会員らが出席して行われた除幕式で、熊木会長は「うみがたりには年を重ねるごとに多くの人が訪れる。モニュメントに足を止めてペンギンの家族のように『幸せスポット』になってほしい」と挨拶した。村山市長も「うみがたりの歴史の象徴として末永く愛されることを願う」と述べ、感謝の意を示した。

新水族博物館「うみがたり」は、2018年6月26日にグランドオープンする。

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