新潟県上越市を発酵のまちとして売りだそうと取り組んでいる「上越発酵食品研究会」(会長・小林元武蔵野酒造社長)は2015年10月24、25日に開かれる「越後・謙信SAKEまつり」で、酒と一緒に発酵食品を楽しんでもらおうと、みそやしょうゆ、塩こうじなどを使ったつまみを開発した。このほど市内でメニューの発表会が開かれ、地元料亭やイタリア料理店、高校生が考案した料理30品が並んだ。
SAKEまつりに合わせたつまみの開発は今年で3年目。今回は、料亭の「宇喜世」と「やすね」、県立高田農業高校、糸魚川市の県立海洋高校のほか、新たに市内のイタリヤ料理店4店が参加した。魚醤で味付けしたいかめしや味噌タンドリーチキン、塩こうじマドレーヌ、かんずりソースのピザ、上越野菜のタマリーブポタージュスープなど多彩なメニューが並んだ。食べ歩きしやすいよう串に刺すなど、屋外でのイベントに合わせた工夫も凝らされている。
SAKEまつりには昨年10万9000人が訪れている。同会では「こういうイベントを機に、市内はもとより県外客にも上越の発酵食品を広くアピールしたい」と話している。
SAKEまつりでは2日間、同研究会の「発酵のまち上越」ブースが開設され、30品のつまみを200~800円で販売する。
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上越美魔女委員会も2品を限定販売
女性の感性を生かして上越地域を盛り上げようと、美を切り口に活動する女性団体「上越美魔女委員会」(関原英里子代表)はAKEまつりで、限定メニュー「イタリアン蒲鉾」「パンDEポタージュ」をそれぞれ販売する。「イタリアン蒲鉾」は400円、「パンDEポタージュ」は300円。
2商品は同委員会と市内企業との限定コラボメニューとして登場。委員たちが話し合いを重ね、商品が完成した。「イタリアン蒲鉾」は平八蒲鉾(仲町3)と、「パンDEポタージュ」は上越フルーツ(木田3)とタッグを組んだ。
「イタリアン蒲鉾」はサラミとチーズを入れたかまぼこにジェノベーゼとドライトマトが入ったオイルソースをそれぞれかけて味わう。これまで「和」のイメージが強かったかまぼこをイタリアン風味に仕上げた。
「パンDEポタージュ」は上越フルーツで販売している雪室野菜を使用。味はニンジンとカボチャの二種類を用意。添加物を使用しない安心安全なポタージュで、ガーリックトーストにつけて食べる。
同委員会は「ポタージュは野菜が苦手はお子様にもおすすめ。たくさんの皆様のご来場をお待ちしております」と話している。
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