上越市山屋敷町の上越教育大学(川崎直哉学長)は2019年8月30日、授業を実施しなかったり、学内の所属委員会に連絡なく欠席したりするなどした大学院学校教育研究科の50代の男性准教授を、勤務態度不良にあたるとして、29日付けで減給10分の1、2か月の懲戒処分にしたと発表した。
同大学によると、男性准教授は2017年度と18年度に担当していた複数の授業を事前に連絡なく度々休講にし、また、休講に伴う補講の実施についても関係教員や事務職員に十分な連絡がなく、多大な迷惑をかけた。また所属する学内の委員会に連絡なく欠席し、連絡がつかないなどの事案があった。
男性准教授は、同様の事案で17年1月に学長名で文書による厳重注意を受けていたが、その後も勤務態度に改善がみられなかったという。