2019年4月26日午前0時過ぎ、新潟県妙高市石塚町1の無職広瀬二郎さん(67)宅で、広瀬さんと妻の淳子さん(66)が胸や腹から血を流している状態で見つかった。妙高警察署によると、現場には包丁などがあったという。2人は上越市内の病院に運ばれたが、淳子さんは意識不明の重体。
同署によると、広瀬さん宅は30代の娘と3人暮らし。叫び声を聞いた娘が寝室に入ったところ、広瀬さん夫婦は立った状態で、胸や腹から血を流していたといい、娘が119番通報した。現場には包丁と果物ナイフがあったという。近所の男性も叫び声を聞いており、広瀬さん宅に駆けつけ110番通報した。
広瀬さん夫婦は、胸や腹などに刺し傷があり、妻の淳子さんは、傷が心臓に達していて意識不明の重体だという。夫の二郎さんは傷が肺に達しているが意識はあるという。
現場は、旧新井市街地の住宅街。
同署では、第三者の関与はないとみており、夫婦間のトラブルなどを視野に捜査している。