上越市浦川原区の日帰り温泉「ゆあみ」の浴槽からレジオネラ菌 10月下旬まで営業自粛

新潟県上越市は2015年10月14日、同市浦川原区の日帰り入浴施設「浦川原霧ヶ岳温泉ゆあみ」の男性浴槽水から、定期検査でレジオネラ菌が検出されたと発表した。同施設は10月14日から下旬まで営業を自粛する。14日現在、上越保健所に、同施設利用者からの健康被害の報告はない。

「ゆあみ」の浴槽
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同市の発表によると、定期検査のための採水は10月6日に行われた。14日午前に水質検査機関からレジオネラ菌が検出されたと同施設に連絡があり、直後に営業を自粛した。今後は浴槽の清掃、消毒を実施し、再度水質検査を行って安全を確認後に営業を再開する予定。

同市は「市が設置する温浴施設の適切な衛生管理を行い、レジオネラ菌対策を徹底。再発防止に努め、利用者の安全確保に取り組む」としている。

なお、同施設の食堂とジェラート販売は日曜のみ営業を行う。

ゆあみ