上越警察署は2018年4月24日、横断歩道を渡っていた男性をはねて死亡させたとして、新潟県上越市大町1の家電製品販売業の男(67)を自動車運転死傷行為処罰法違反(過失運転致傷)の疑いで現行犯逮捕した。
発表によると男は同日午前9時55分頃、軽トラックを運転中、同市高土町1の丁字路の横断歩道を自転車に乗って渡っていた同市高土町2の無職、遠藤旻さん(80)をはねて死亡させた疑い。遠藤さんの死因は脳挫傷。
事故現場は押しボタン式信号が設置されている横断歩道のある丁字路。同署によると男は栄町方向から寺方向に向かって走行中で、遠藤さんは北城町方向から直江津方向に向かって道路を横断していた。
事故発生当時、現場近くにいた女性は「ドーンという大きな音がした。道路の真ん中で自転車の人が倒れていて、(通行人らが)男性を(歩道に)運んでいた」と話していた。
事故の詳しい状況は同署で捜査中。