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リニューアルした「ライオン像のある館(旧直江津銀行)」内部を紹介 一般公開は4月6日から

6か月前

「ライオン像のある建物」として親しまれている新潟県上越市中央3の旧直江津銀行が、2019年4月6日から「ライオン像のある館(旧直江津銀行)」として一般公開される。改修工事でリニューアルした建物内部を紹介する。

銀行当時に使用されていたカウンターや金庫や調度類がある本館ホール
旧直江津銀行内部

旧直江津銀行は1907年(明治40年)に建築された木造塗屋造りの建物で、西洋と日本伝統のデザインを融合させた擬洋風建築としては市内最古。建物は中央2にあったが、銀行解散後に海運業の「高橋回漕店」の高橋達太氏が買い取り、1920年(大正9年)頃に現在地に移築・改装されている。

一般公開に向け昨年、耐震や外壁のしっくいへの塗り替えなどの改修工事を行った。公開は土日曜、祝日限定で、港町直江津を訪れた人が気軽に立ち寄れる場所としての活用のほか、コンサートや作品展などのイベント利用もできる。

建物とともに市指定文化財に答申されている直江津銀行の金庫
金庫

市文化財への指定が答申された平屋建ての本館ホールには、銀行当時に使用されていた重厚な金庫や木製カウンター、天井にはドイツ製天井扇風機が残されている。また高橋回漕店で使用していた高橋の頭文字の「T」の文字が彫られた豪華な装飾の掛け時計や大型のキャビネット(飾り棚)、木製電話ボックス、上越市出身の彫刻家滝川毘堂の作品などの調度品も並ぶ。白い壁にアーチ形の窓や木製の調度品が映え、明治から大正期のレトロな雰囲気が漂う。

かつての高達倉庫(旧高橋回漕店)の下3ケタの電話番号153番が書かれた木製電話ボックス
電話ボックス

本館ホール正面入口と常設展示コーナー
旧直江津銀行常設展示コーナー

音楽コンサートや写真や絵画などの作品展、文学講座、雑貨の展示販売などのイベント利用が可能。座席数は最大40席。ホール脇には給湯室と白いレンガ壁の常設展示コーナーがある。

2階建ての別館は、1階は事務室、2階には「T」の文字をモチーフにしたユニークな形のコート掛けがあり、イベント出演者の控室などの利用を想定している(使用していない場合は見学可)。

高橋の「T」の文字をモチーフにしたコート掛けがある別館2階
旧直江津銀行別館2階

赤レンガの防火壁の補強も兼ねた階段が付けられた別館
赤レンガ1

見学、貸し館ともに無料。駐車場は船見公園駐車場を利用する。

開館は4〜11月の土日曜、祝日の午前10時〜午後5時、12〜3月は三八朝市が開催される土日曜、祝日の午前9時〜午後5時。夏休み中の7月23日〜8月23日の平日は臨時開館の予定。イベント開催時は午前9時〜午後10時の利用が可能。通常時の平日の見学や利用は、事前に市文化振興課(025-526-6903)に連絡する。

旧直江津銀行
旧直江津銀行