香港発のスイーツ「エッグワッフル」 ラーメン店がテイクアウト開始

香港などの屋台で人気のスイーツ「エッグワッフル」が2020年5月2日、新潟県上越市藤野新田のラーメン店「煮干屋」併設のスタンドカフェにお目見えした。表面がカリッとし、中はモチモチの生地が特徴で、焼き立てがテイクアウトできる。

煮干屋併設のスタンドカフェで販売が始まったエッグワッフル(5月2日)
上越初登場のエッグワッフル店

エッグワッフルは、香港発祥の人気屋台スイーツで、世界中に広まっている。漢字で「鶏蛋仔」と書き、“小さな鶏の卵”という意味。たこ焼き器に似た型で焼き、小さな卵形が生地でつながった形状がユニーク。東京でも専門店は少なく、上越では初登場だという。

「煮干屋」を運営するアート・ミヤジマ上越営業所が、昨年暮れから試作を重ねた。小麦粉、タピオカ粉に卵、牛乳、バターなどを調合したオリジナル生地が完成し、表面がカリカリ、中はモチモチの食感を実現した。

店舗はラーメン店の待合所を改造したスタンドカフェで、テイクアウト専用。注文を受けてから3分ほどで焼き上がる。クリームは、上部にあっさり味、下部には濃い味の2層にし、最後までおいしく食べられるように工夫した。食べ歩きできるよう紙容器に入っている。

イチゴと生クリームがトッピングされた「エッグワッフル」
エッグワッフル

価格はプレーン250円、生クリーム入り350円、バナナ生クリーム500円、イチゴ生クリーム500円など(いずれも税込み)。ドリンク類もある。

野口喜久雄副社長は「上越にはないスイーツを作りたかった。満腹感もあり、喜んでいただけると思う。出来たてを食べてほしい」と話している。

大型連休開けには、長野産の搾りたて牛乳を使用した自家製ソフトクリームの販売を始める予定。3段350円、5段500円。

上越警察署裏手。営業時間は午前10時~午後5時。生地がなくなり次第、販売終了。木曜定休。電話025-520-8009(煮干屋)。

中華そば煮干屋(上越警察署裏手)