新潟県上越市は来年1月26日にオープンする大潟区九戸浜の「上越体操場」の愛称を、2019年10月1日からインターネットと郵送で募集している。募集期間は31日までで、誰でも応募できる。
上越体操場は、新体操・トランポリン・器械体操を中心とした自治体施設としては国内トップクラスの体操専用施設。既存の体操練習施設「大潟体操アリーナ」(同区潟町)から東に1kmの場所で建設工事が行われている。2020年の東京五輪本番直前に、同市が招致したドイツ体操チームの事前合宿も予定している。
市によると、正式名称は「上越市立上越体操場」だが、「体操のまち上越」として市民や利用者から愛着を持ってもらえるよう、また全国に施設をアピールするために、愛称を募集する。
応募は1人何回でも可能だが、1回の応募につき1点に限り、自作かつ未発表のもの。
市のホームページにある専用フォームから応募できるほか、郵送、ファクス、メールでも受け付けている。応募用紙に愛称案や愛称案の簡単な説明などの必要事項を記入し、郵便番号942-8563上越市下門前1770上越市教育委員会スポーツ推進課または、ファクス(025-545-9273)、メールアドレス(jtaisojo-aisho@city.joetsu.lg.jp)に送る。応募用紙は市役所や教育プラザ、各区の総合事務所に配置しているほか、市のホームページからダウンロードできる。
寄せられた愛称案は、体操施設がイメージしやすいことや全国へのアピール性、親しみやすく覚えやすいことなどを観点に「愛称選定ワーキンググループ」が選定し、市が最終決定する。採用者は来年1月26日に開催されるオープン記念イベントに招待される。
上越体操場は、鉄骨造2階建てで、延べ床面積約3812平方m。アリーナは縦40m、横42m、高さ14mあり、県や北信越地区レベルの大会が開催可能。器械体操は国際体操連盟の公式競技認定の体操器具を配備し、男女合計10種目の大会の同時進行ができる。ランニングコースや100人収容の会議室、多目的室もある。総事業費は23〜26億円。
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