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上越保健所管内でデング熱患者 県が流行地域渡航の際の注意呼びかけ

2週間前

新潟県福祉保健部健康対策課は2019年10月2日、蚊に刺されることによって生じる感染症「デング熱」(輸入例)の届け出が上越保健所管内であったと発表した。患者は20歳代の女性。県によると本年度、9月29日までに県内で届け出があったのは3件目で上越保健所管内では初めて。

デング熱は2014年、日本で約70年ぶりの国内感染が報告された。県によると現在、デング熱は東南アジアなどで流行が報告されているといい、今回届け出のあった女性は旅行で東南アジアを訪れていたという。

県によると、デング熱の典型的な症状は、蚊に刺されてから2〜15日の潜伏期間の後、高熱や頭痛、眼窩痛、関節痛などが見られ、通常1週間ほどで回復するという。ごくまれに重症化し、出血症状やショック症状があり、デング出血熱を起こすことがあるという。

予防接種がないため、県はデング熱に限らず、蚊が媒介する感染症を防ぐためにも、特に流行地域に渡航する際には、「肌の露出をなるべく避ける」「虫よけ剤等を使用する」など、蚊との接触を避け、刺されないようにするとともに、渡航中や帰国後に発熱などの症状があった場合は速やかに医療機関を受診するよう呼びかけている。