上越市出身 横浜DeNAの飯塚悟史投手 中日戦で念願のプロ初勝利

新潟県上越市出身でプロ野球、横浜DeNAベイスターズの飯塚悟史投手(20)が、2017年8月30日の中日ドラゴンズ戦(ナゴヤドーム)に先発登板し、6回途中まで83球を投げ、3安打1失点に抑え、待望のプロ初勝利を挙げた。

ウイニングボールを持つ飯塚投手。ラミレス監督もVサイン(写真提供:スポーツ報知) 2017-08-30 飯塚初勝利

飯塚はこれまで1軍で5回先発し、0勝2敗だった。中日戦は初で、22日の広島戦以来、中7日での登板。中日のエース、大野雄大との投げ合いとなった。

飯塚は1回裏、三者凡退の上々の立ち上がり。2回も3人で片付けた。すると3回表、横浜はロペスと宮崎の連続二塁打で3点を先制した。5回には2死から二塁打の筒香を置き、ロペスが左越えに2点本塁打を放ち、5-0とリードを広げた。

飯塚は5回裏、先頭の藤井を四球で出すが、高橋を2塁ゴロ併殺打に打ち取り、この回も3人で片付けた。

6回途中まで被安打3、失点1の好投

自己最長に並ぶ6回裏のマウンドに上がった飯塚は、1番京田に右本塁打を打たれ、大島に四球を出したところでピッチャー交代。投球数は83球、被安打3、失点1という内容だった。5-1で勝ち投手の権利を得ての降板となった。

その後、横浜は2本塁打で5-3まで迫られたが、9回表に待望の追加点を入れ6-3とした。9回裏は抑えの山崎康が3人で片付け、そのまま逃げ切った。

プロ入り3年目で待望の初勝利

飯塚投手は直江津小、直江津中を経て日本文理高校に進学。高校3年時の2014年には、エースとして夏の甲子園でベスト4入りを果たし、ドラフト7位で横浜DeNAベイスターズに入団した。プロ入り3年目で、待望の初勝利となった。

初勝利は一番に両親に伝えたい

試合後、テレビ中継のお立ち台に立った飯塚投手は、「素直にうれしい。とにかく勝つことだけを目標に頑張った。6回をしっかり投げ切りたかったが、野手のみなさんに助けてもらって勝つことができた。(初勝利の喜びは)一番に両親に伝えたい」などと喜びを語った。

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