市が1人1万円補助してくれる新幹線旅行 定員上回る人気 上越妙高駅開業3周年「上越市民号」

新潟県上越市は北陸新幹線「上越妙高駅」の開業3周年を記念し、市民を対象とした北陸新幹線を利用する旅行「上越市民号」の参加者を募集している。旅行代金のうち、新幹線料金の一部(大人1万円、小学生以下5千円)を市が補助する。すでに募集人員を上回る申し込みがあり、2017年8月31日(必着)の締め切り後に抽選となる。

市は本年度の新規事業として、新幹線の高い利便性や快適性、旅の楽しさを多くの市民に実感してもらおうと募集型のツアーを3回実施する。現在募集が行われているのは、10月14日から1泊2日の「横浜・東京」コース(募集人員38人)と、10月21日の「東京日帰り」コース(募集人員74人)の2種類。旅行代金が補助されるとあって、いずれのコースも定員を上回る人気だ。

今回の募集は第1回と第2回。第3回の詳細は後日
  開催日 日程 コース名 募集人数
第1回 10月14日(土)~15日(日) 1泊2日 北陸新幹線で行く「横浜・東京」の旅 38人
第2回 10月21日(土) 日帰り 北陸新幹線で行く「東京日帰り」の旅 74人
第3回 来年3月10日(土)~11日(日) 1泊2日 北陸新幹線で行く「京都」の旅 38人

「横浜・東京」コースは、上越妙高午前8時27分発の「はくたか554号」に乗車し、1日目は横浜赤レンガ倉庫や山下公園の見学、みなとみらいクルーズ、横浜中華街散策などののち新横浜プリンスホテルに宿泊する。2日目は、浜離宮恩賜庭園や浅草、上野のアメ横を散策し、上野午後6時10分発の「はくたか573号」に乗車して午後8時14分に上越妙高駅に到着する。費用は、朝食1食と昼食2食付きで市の補助金を差し引いて大人が4万円、小学生以下は3万7千円。

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「東京日帰り」コースは、1泊2日コースと同じ時間の新幹線に乗車し、築地場外市場や東京スカイツリー、国立西洋美術館を見学する。費用は、昼食1食と夕食1食付きで大人2万1500円、小学生以下1万7千円。

参加は往復はがきで申し込み、はがき1枚で4人まで申し込める。応募方法の詳細は市ホームページを参照。