上越市大潟で最高気温40℃ 観測史上最高 高田は39℃

新潟地方気象台によると、上越市大潟で2018年8月23日午後1時49分に最高気温40.0℃を観測した。1978年からの観測史上最高を記録した今年7月29日の39.5℃を更新した。高田でも午後0時44分に最高気温39.0℃を記録し、猛烈な暑さに見舞われ、厳しい残暑となった。気象台は高温注意情報を出して熱中症などへの注意を呼び掛けている。

フェーン現象で気温上昇

新潟県内は高気圧に覆われて晴れ、南よりの暖かく乾いた風が入り込むフェーン現象で気温が上がった。前日も同様に気温が高かったことに加え、西日本に接近している台風20号の影響で暖かい風が入りやすくなり、更に気温が上がった。

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高田は24年ぶりに39℃台

高田の最高気温が39℃台になったのは1994年8月11日(39.3℃)以来24年ぶり。大潟では7月29日に観測した観測史上最も高い気温39.5℃を更新した。この日は、胎内市中条で40.8℃、三条で40.1℃を記録しており、県内で気温が40℃を超えたのは初めて。

24日も高田は猛暑日の予想

気象台によると、8月24日も県内は気温が高く、高田では35度以上の猛暑日となる見込み。なお、台風の影響で今夜から明日午前中にかけて風がやや強くなると予想されている。