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上越市が風力発電の民間譲渡先を募集 落雷などで故障相次ぎ収支改善見込めず

11か月前

新潟県上越市は、市内3か所に4基設置している風力発電施設の民間譲渡に向け、民間事業者からの風力発電事業の企画提案を2019年12月2日から募集している。

同市の風力発電施設は、再生可能エネルギーの普及啓発を目的に全国でも先駆け的に設置され、環境に配慮したまちづくりを誓った「地球環境都市」のシンボルだった。一方、冬の日本海側特有の落雷被害を度々受けたほか、近年は経年劣化による故障も相次いだことで維持管理経費がかさみ、赤字運営となっていた。このため市は施設の順次運転停止を予定し、民間譲渡による発電事業の継続を模索している。

三の輪台いこいの広場の2号機
三の輪台2号機

対象施設は、直江津港南ふ頭のみなと風車港公園(同市直江津)の1号機、三の輪台いこいの広場(同市五智国分)の2号機と3号機、名立区のうみてらす名立機。いずれも2001〜2003年に設置されており、このうち1号機は耐用年数を迎え、2018年3月に運用を停止した。また2号機は今年2月に耐用年数が過ぎ、3号機は2020年2月に迎える。うみてらす名立機の耐用年数は2053年12月まで。なお、2号機は異音が確認され2018年2月11日から、うみてらす名立機はブレードのひび割れなどで今年3月7日から運転を停止している。

三の輪台いこいの広場の3号機
三の輪台3号機

応募条件は、日本国内に本社または事業所があり、現在の施設を継続使用または撤去して新たな施設を設置し、風力発電事業を行う法人。使用する施設の数は問わない。事業期間は5年以上。

応募意向書の提出期限は2020年1月10日で、応募書類の受付期間は1月24日〜2月7日。事業実施候補者は2月28日に決定するが、事業者が決まらない場合は施設を撤去するまで市が安全管理を行うという。応募要項は市のホームページに掲載されている。

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