上越市高田の積雪が昨年より15日早くゼロに 累計降雪量は昨冬の半分

新潟県上越市高田の積雪が2019年2月25日午後1時、ゼロになった。昨年(3月12日)より15日早かった。今冬の最深積雪は2月14日の77cmで、累計降雪量は292cmだった。4月1日に開幕する観桜会の会場となる高田公園はほとんど雪が消え、内堀周辺ではフキノトウが顔を出していた。

高田公園の内堀周辺ではフキノトウが顔を出していた
高田公園2

気象庁によると、上越市高田の積雪は、25日午前0時に3cm残っていたが、午後1時前に気温が4月上旬並みの14.2度まで上がり、雪解けが進んだ。積雪は午後1時になくなった。

今冬は、昨年12月9日に初積雪4cmを記録。12月27日から根雪になった。最深積雪は2月14日の77cmで、昨年(129cm)の約6割。降雪量の合計は12月が38cm、1月が129cm、2月はこれまでに125cmだった。累計降雪量は292cmで、昨冬(561cm)の約半分だった。

上越市の観測地点39か所の積雪を調べると、25日午前9時現在、1m以上の積雪がある観測地点は14か所ある。中ノ俣113cm、安塚区総合事務所103cm、安塚区和田121cm、安塚区須川202cm、大島区田麦155cm、大島区菖蒲190cm、牧区原145cm、牧区棚広新田238cm、吉川区下川谷115cm、中郷区浄水場119cm、板倉区久々野123cm、清里区棚田104cm、清里区青柳176cm、名立区東飛山154cmとなっている。