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新潟県立看護大がうつ病当事者の会 月2回「気楽におしゃべり」から

4か月前

うつ病や双極性障害を抱える人が気軽に集い語り合う場が、2019年3月2日に新潟県上越市新南町の県立看護大学に開設される。同大副学長の長谷川雅美教授(精神看護学)が主宰するうつ病の当事者グループで、月2回程度開催し、同大教員や專門の看護師がサポートにあたる。スタッフは「気晴らしに参加してほしい」と話している。

「ためらわず気軽に参加を」と話す長谷川教授(前列中央)らスタッフ
うつ病当事者の会

「クラブハウスモデル」を採用

同じ病気や障害、辛い経験をした当事者が集まり、病状や気持ちを語り合い交流をする当事者会は各地にあるが、同大の当事者グループはアメリカ発祥の「クラブハウスモデル」を採用する。

クラブハウスモデルはメンバー(当事者)とスタッフが横並びの関係であることが特徴。メンバーの求めや必要に応じてアドバイスは行うが、「スタッフが指示をしてメンバーがそれをやる」という関係ではない。協力してグループを共同で運営していくことで、孤独になりがちなメンバーは“居場所”と感じるようになるという。

対等な立場で話し合う

当日何について語るかや進行の仕方、司会、運営ルールなども対等な立場で話し合って決めていく。長谷川教授によると、健康な人でも日によって精神状態はさまざまであることから、毎回最初に行う「気分しらべ」では、スタッフも「今日は頭がぼーっとしています」とか「元気です」などと発表し合う。

まずは「気晴らしに」

長谷川教授は、前任地の金沢大学、金沢医科大学で約10年間、うつ病の病状や気持ち、生活について語り合う同様の当事者グループを主宰していた。長谷川教授は「メンバーとスタッフの間に垣根は作らず、気楽におしゃべりする場にしたい。家族と同居していても生活の中で孤立し、孤独を感じている人もいる。気晴らしにぜひ、おいでください」と呼びかけている。

対象は、うつ病または双極性障害の診断を受け治療中か、過去に診断を受けたことがある人。第1回の3月2日は午後2時〜同4時。会場は県立看護大の精神・老年・地域看護学実習室。問い合わせはメール ([email protected]) で安達寛人助教まで。