ホーム > 2019/06

天皇陛下の34年前のサイン 「日本スキー発祥記念館」で展示始まる

6か月前

新潟県上越市の金谷山にある「日本スキー発祥記念館」で2019年6月15日、天皇陛下が親王だった34年前、コンサートのプログラムに書いたサインの展示が始まった。サインは漢字で「徳仁」、ローマ字で「Naruhito」と記されている。

コンサートのプログラムに書かれた徳仁親王のサイン(右上)
天皇サインプログラム

サイン部分の拡大
天皇サイン拡大

サイン入りのプログラムを所有していたのは、日本にスキーを伝えたオーストリア・ハンガリー帝国の軍人、レルヒ少佐の次女、ヘラ・ホリヤーさん(故人)。1985年9月20日、英国オックスフォード大学に留学中だった徳仁親王が、コンサートに出演しビオラを演奏された。その際、ホリヤーさんが拝謁し、サインをいただいたという。

プログラムは1986年12月にホリヤーさんが来日した際、少佐を顕彰する「レルヒの会」を通じて長年交流があった上越市春日新田2の羽尾勇さん(74)が譲り受けた。

羽尾さんは「今まで30数年も保管しておいたが、天皇陛下が即位されるタイミングで寄贈することにした。皆さんに見てもらいたい」と、5月22日に上越市に寄贈した。市文化振興課の岩崎一彦課長は「レルヒ少佐、ホリヤーさん、羽尾さんというつながりによる貴重な歴史的資料ではないか」と話す。

親王がビオラを演奏される写真が掲載された当時の英国の新聞
天皇サイン新聞記事

親王がビオラを演奏される写真が掲載された当時の英国の新聞とともに、2階の「記念ゾーン」に展示されている。展示の終了は未定。

開館時間は午前9時〜午後5時。月曜休館。入館料は一般450円。