イタリアから3人のゲスト ラ・ペントラッチャで特別ディナー ワインとのペアリング楽しむ

新潟県上越市下門前のラ・ペントラッチャなど5店のイタリアンレストランを展開している「クオルス」(高波利幸社長)は2019年6月15日、交流のあるイタリアのワイナリーやレストランのオーナーなどをゲストに招き、特別ディナーを開催した。61人が参加し、特別なワインとペアリングした料理を味わった。

写真・手前左から/エマヌエラさん、高波社長、ピエル・ルイージさん、ジョヴァンニさん
ペントラ1

招待されたのはイタリア中部の町、サンセヴェリーノでワイナリー「コルモーネ」を経営しているジョヴァンニさんと、レストラン「ダ・ピエロ」を経営している弟のピエル・ルイージさん、その妻でシェフのエマヌエラさんの3人。震災に見舞われたサンセヴェリーノに義援金を募るチャリティーディナーの開催、料理人の研修などで交流があり、今回のディナー開催になった。

イカスミを練り込んだ自家製タリオリーニを配膳するシェフら
配膳

ディナーはイタリアに研修に行った2人のシェフが中心になり、ジョヴァンニさんのワインに合わせ、上越産のカルナローリ米やトマト、くびき牛などの食材を使ったコース料理に仕立てた。

グリーンアスパラと、上越産カルナローリ米を使ったリゾット
リゾット

料理を味わったジョヴァンニさんは「料理はイタリアにいるのと同じ。新鮮なイカスミを練り込んだパスタは、さらに上等の味だった」「今日参加した方は幸運。イタリアに行かなくても6種類のイタリア料理が味わえ、イタリアでも希少なワインが飲めた」と感想を述べた。

16日には東京・銀座の「トラットリア・デル・パチョッコーネ」でも同様のディナーを開催する。

高波社長は「今後も交流があるワイナリーを招くなど、縁をつむいでいきたい」と話している。

61人が参加した特別ディナーの会場(ラ・ペントラッチャ)
ディナー会場

◇「クオルス」の公式サイト http://www.quals.jp/