謙信公祭に15万3900人 過ごしやすい気候で増加 初の女性謙信に注目も

謙信公祭協賛会は2019年8月26日、23〜25日に新潟県上越市の春日地区で開催された「第94回謙信公祭」の入り込みが、昨年より2200人多い15万3900人だったと発表した。

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発表によると、提灯行列や打ち上げ花火などが行われた前夜祭に2500人、のろし上げや献納米合戦、民謡流しなどが行われた24日は3万6100人が訪れた。史上初の女性謙信役となったNPO法人事務局長の斉京貴子さん(54)が登場した出陣行列、川中島合戦の再現などが行われた25日は11万5300人の入り込みがあった。

25日の出陣行列
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グルメイベントは24、25日の2日間行われ、25日は高田の最高気温が30度を下回った。市観光交流推進課では「昨年より過ごしやすい気温で、グルメイベントに訪れた家族連れを中心に増えた。女性謙信が注目されたことも増加の一因」と分析している。

過去最高の入り込み数は、ミュージシャンのGACKT(ガクト)さんが謙信役としてゲスト出演した2015年の24万3200人。