妙高市が映画に登場 8月22日に「地球交響曲第八番」を上映

新潟県妙高市の自然の中でバイオリン製作教室の指導をしているバイオリン修復家の中澤宗幸さんなどが登場するドキュメンタリー映画「地球交響曲(ガイアシンフォニー)第八番」が、2015年8月22日(土)午後1時30分から、同市上町の妙高市文化ホールで上映される。中澤さんと龍村仁監督の対談や、東日本大震災の津波で流された木を使った「津波バイオリン」の演奏会も行われる。

地球交響曲第八番のポスター
地球交響曲第八番

地球交響曲は、「地球はそれ自体がひとつの生命体である」という英国の生物物理学者の考え方に基づき、龍村監督によって制作されたオムニバスのドキュメンタリー映画シリーズ。1992年に第一番が公開され、今回上映される第八番は今年3月に公開された最新作。第八番は「樹の精霊に出会う」「樹の精霊の声を聴く」「心に樹を植える」の3部構成で、樹の精霊との出会いによって育まれ、洗練されてきた日本の伝統文化の美に迫る。

「樹の精霊の声を聴く」では、津波バイオリンを製作している中澤さんが登場。ハートランド妙高内でバイオリン製作教室を指導している様子や、同市の美しい自然が描いている。映画上映を進める同実行委員会の森山由美子代表は「妙高市の文化を広めるとともに、たくさんの市民に知っていただく機会にしたい。また、震災の記憶を風化させないために、地球環境や自然の大切さ、人と人との絆の大切さを、この上映会を通して啓蒙したい」と話している。

 チケットは前売り1000円、当日1500円。前売り券は妙高市文化ホール、ハートランド妙高などで発売中。問い合わせは森山代表、080-4196-2094。

2015年6月12日に開かれた第2回実行委員会。PR方法などについて話し合った
実行委員会

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