雪下ろし作業で屋根から転落し3人重傷 上越市安塚区など

新潟県上越市によると2020年12月22日、同市内で屋根の雪下ろし作業中の転落事故が3件発生し、3人が骨折などの重傷を負った。

同日午前8時30分頃、安塚区安塚で雪下ろし作業を委託された市内の業者の50代男性が、はしごから屋根に乗り移ろうとした際に転落し、左の肋骨を骨折する重傷を負った。

また同日午前9時15分頃、安塚区安塚の自宅屋根の雪下ろしをしていた60代の男性が足を滑らせて転落した。男性は両足が動かない重傷を負い、背中や腰、尻に痛みがあるという。

同日午前10時頃、吉川区山中で作業所の屋根の雪下ろしをしていた80代男性が転落し、右の肋骨を骨折する重傷を負った。

同市によるとこの日、安塚区総合事務所では101cm、吉川区坪野では113cmの積雪があった。

市では除雪作業はできるだけ2人以上で作業し、無理をせず休憩を取りながら行うなど、事故防止を呼び掛けている。

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