上越市本町3のジュ・タドーでノロウイルス食中毒 弁当食べた18人が症状

新潟県福祉保健部は2017年2月27日、上越市本町3のフランス料理店「ジュ・タドー」でノロウイルスによる食中毒が発生したと発表した。この店の弁当を食べた18人が下痢やおう吐などの症状を訴え、上越保健所はこの店を2月28日の1日、営業停止処分にした。

本町3のジュ・タドー
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2月21日に上越市や糸魚川市で、打ち合わせや会合などでこの店の弁当を昼食として食べた3グループ40人のうち18人が、翌2月22日午前10時頃から下痢やおう吐、吐き気などの症状を訴えた。上越保健所が調べたところ、弁当を食べた12人と、弁当を調理した1人の便からノロウイルスが検出されたことから、弁当が原因の食中毒と断定した。

患者は全員快方に向かっているという。

上越保健所はこの店を2月28日の1日、営業停止処分としたほか、調理設備の洗浄消毒、衛生教育の実施などを指示した。店は2月24~27日、営業を自粛した。

県内で、ノロウイルスによる集団食中毒は今年初めて。