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銘菓「出陣餅」を揚げて花見団子に 観桜会場で限定販売

5か月前

新潟県上越市稲田4の「かなざわ総本舗」の銘菓「出陣餅」を使った揚げ団子「あつあつ謙信出陣もち」が、上越市の高田公園で開かれている高田城百万人観桜会の会場で限定販売されている。創業100年以上の歴史を誇る老舗和菓子店の看板商品を大胆にアレンジした商品で、出陣餅に衣を付けて油で揚げ、串団子に仕上げた。やわらかくとろけた餅とサクサクの衣の食感を味わえる。1本200円。

高田城百万人観桜会の会場で限定販売されている「あつあつ謙信出陣もち」
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上越市の料理研究家、井部真理さんとかなざわ総本舗のコラボ商品。出陣餅3個を串に通し、商品と同じきな粉を使った衣を付けてあつあつに揚げ、仕上げに黒蜜をかけた一品だ。高田公園の桜を見上げながら味わえるよう、食べ歩きのできる花見団子をイメージして開発した。

井部さんと同店がコラボするのは今回が初めて。戦国武将の上杉謙信にちなんだ銘菓の新しい食べ方を発見しようと、2月から約2か月をかけて商品開発を進めてきた。「揚げまんじゅう」からヒントを得て、出陣餅を油で揚げる発想に至った。

開発を振り返り、井部さんは「油で揚げるので、出陣餅が熱で溶けてしまうことがあった」と話す。油の温度や衣の固さを繰り返し調整し、完成形にたどり着いた。

注文を受けたその場で、出陣餅にきな粉の衣を付けて油で揚げている
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使用する出陣餅は、工場から直送される出来たての品。金澤一輝社長は「出陣餅は4〜5日経つと少し固くなってしまうことがあるが、今回はおいしい出来たてを使っている」と太鼓判を押す。素材の味を生かすため、出陣餅は改良せずにそのまま使用している。注文を受けたその場で揚げるため、あつあつの一品を味わうことができる。観桜会期間中は毎日販売しているが、その日の出陣餅が無くなり次第、終了となる。

井部さんは「夜になると寒くなる日もまだ多い。高田の夜桜を楽しみながら、熱々の出陣餅を楽しんでほしい」と話していた。

販売場所は、極楽橋北側に設置されている、高田城百万人観桜会の「うまいもの物産展」のエリアにある井部真理さんのブース「Kitchen Studio いべ まり」。また、かなざわ総本舗が10年以上前から社員用のまかないとして作り、花見会場で食べていたという「高田赤飯 桜おこわのおむすび」も特別に販売している。上越産のもち米を使った赤飯のおむすびで、桜の花びらや葉で彩った。1個200円。水、日曜は販売していない。

「あつあつ謙信出陣もち」が販売されている「Kitchen Studio いべ まり」の場所