新潟県上越市下門前の上越科学館で2016年7月16日、恐竜展が始まった。化石の発掘体験やレプリカなどの見学ができ、初日から大勢の家族連れが訪れた。期間は8月28日まで。
手前はサウロロフスの化石レプリカ。奥はタルボサウルスの化石発掘コーナー
上越科学館での恐竜展は11年ぶり。アンモナイトの実物の化石をはじめ、サイカニアやサウロロフスといった恐竜の化石のレプリカが展示されている。
ティラノサウルスの仲間であり、アジア最大級の肉食恐竜「タルボサウルス」の化石を砂の中から発掘する体験コーナーは、子供たちに大人気。はけを手にした子供たちは次々と砂を掻き分け、化石を掘り起こしていった。また、1回400円で挑戦できるアンモナイトの発掘体験では、本物のアンモナイトの化石を持ち帰ることができる。
このほか、2013年3月に同館に設置された全長約8mのティラノサウルスのロボットも子供たちに人気だった。約30分のアニメーション映画「さいごの恐竜ティラン」も、1日2~3回上映されている。上越市立水族博物館との連動スタンプラリーも実施しており、2つの施設で計6個のスタンプを集めると、ミニ恐竜フィギュアを貰うことができる。
同展期間中の入館料は一般700円、小中学生300円。開館時間は午前9時~午後6時。期間中の休館日は、7月19日のみ。問い合わせは025-544-2122。
◇上越科学館の「恐竜展」サイト http://www.city.joetsu.niigata.jp/site/kagakukan/specialexhibition28.html