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政策諮問委員の予算削除へ 副市長4人制も「時間かけて議論」 委員会での否決受け中川市長

2か月前

新潟県上越市の中川幹太市長は2021年12月8日、開会中の市議会に提案している補正予算案から民間の諮問委員1人を設置する費用を削除する修正を行うとともに、最終日に予定していた副市長の選任議案を提出しない意向を市議会に伝えた。中川市長は報道陣の取材に「議員、職員、市民を含めたくさんの方々との対話が足りなかった。時間をかけて議論したい」と話した。

補正予算案の修正などを伝えるため飯塚義隆議長(手前)に面会した中川市長
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諮問委員設置の補正予算案と副市長を4人にする条例改正案が6日の総務常任委員会で全会一致で否決されたことを受けた対応。中川市長は8日朝、議長に意向を伝えた後、報道陣の取材に応じた。

諮問委員の補正予算案について総務常任委員会では、設置費用を削除して組み替えるよう求める動議が全会一致で可決されている。中川市長は議会の求めに応じる形で組み替える意向を示した。

また、副市長については条例の定数を2人から4人に改正をした上で1人を新たに選任する予定だったが、条例改正案の成立が見込めないことから、1人の選任議案の提案も見送った。

副市長4人制と政策諮問委員は中川市長にとって選挙時から訴えてきた重要な市政運営の仕組み。今後の再提案ついては「議会の皆さんのおっしゃることを聞くと、(新年度予算を審議する来年の)3月定例会への提案では時間が足りない」として、新年度からの実施にこだわらず時間をかけて議論する意向を示した。「市議8年など市政に関わる中で考えてきた改革案で、できれば実現したかった」と悔しさをにじませたが「性急であったとの指摘を踏まえ、今後は議会をはじめとする市民の声を聞き、職員と議論を深めたい」とした。

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