上越市の80歳代女性が上京型詐欺被害 新幹線で高崎へ行き110万円騙し取られる

上越警察署は2018年7月11日、新潟県上越市に住む80歳代女性が特殊詐欺(オレオレ詐欺)被害に遭ったと発表した。被害金額は110万円。

発表によると2018年6月21日午後6時頃、女性宅に息子を装った男の声で「お母さん、俺だけど。具合が悪いんだ。明日また電話する」などと電話があった。翌22日午前、再び男から電話があり、「仲間と仕事を始めたが思うようにいかなくて、今日中に250万円何とかならないか」「お金を高崎駅まで持ってきて」と嘘を言って信じ込ませた。女性は上越妙高駅から新幹線に乗って群馬県高崎市まで行き、同日午後4時40分頃、高崎市内の路上で、息子の知人の税理士を名乗る男に現金110万円を渡したという。

女性はその数日後、別件で息子と連絡を取った際に自分が詐欺に遭ったことに気づき、同署に届け出た。