3月開幕の高田城址公園観桜会のポスター完成 開催内容は今後のコロナ感染状況で決定

新潟県上越市の高田城址公園で2022年3月26日から4月10日まで開催される「第97回高田城址公園観桜会」(上越市、上越観光コンベンション協会など主催)のポスターがこのほど完成した。観桜会の3か所の見どころスポットが一枚のポスターに盛り込まれている。

完成したポスター
2022年観桜会ポスター

ポスターの背景は、上段に夜桜で人気の「さくらロード」、中段に日中の高田城三重櫓、そして下段には内堀に映し出される西堀橋の写真を配置。タイトルの「観桜会」の「桜」の文字の一部分を、桜の花びらが散る様子でデザイン化することで、満開から散り際まで美しい景色を見せてくれる観桜会を表現している。

A1判、B1判、B3横判の計4100枚を作成し、市内の町内会や施設、県内観光施設のほか、同市の姉妹都市・友好都市などに配布される。

観桜会は過去3年間、曜日にかかわらず毎年4月1日からの15日間に会期を固定して開催してきたが、近年は3月中にソメイヨシノが開花し、開幕直後に満開となるなど開花が早い傾向にあり、今年は初めて3月中の開幕に会期を変更した。

また2020年からコロナ禍の中で開催しており、昨年は露店の出店者と従業員を上越地域3市の居住者のみに限定して大幅に数を減らし、飲食はテイクアウトのみで実施。イベントは中止し、さくらロードのライトアップは密集を防ぐため通路を片側通行にするなどした。

同協会によると、今年の開催内容については今後の新型コロナウイルスの感染状況を見て決定するという。