上越市議会来年から女性議員ゼロに 1992年以来27年ぶり

新潟県の上越市議会で唯一の女性議員、桜庭節子さん(61)が来春の県議選出馬のため、2018年12月いっぱいで辞職する見通しとなった。これにより同市議会は来年、27年ぶりに女性議員がゼロとなる。

上越市議会本会議場の議席
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1992年に初の女性市議誕生

1971年に上越市が誕生して以来、1992年まで女性議員は一人もいなかった。同年4月の通常選挙(無投票)で初当選した同市議会初の女性議員は樋口良子さん(共産)。その後、現在に至るまで1〜3人の女性議員がいた。

女性市議:全国平均14.4%、上越は3.1%

上越市議会の定数は32で、女性の割合は現在3.1%。内閣府男女共同参画局によると、昨年末時点で、全国の地方議会の女性議員の割合は12.9%、市議会では14.4%と、上越市議会は平均を大きく下回っている。

男女共同参画白書平成30年版より
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市議になりやすい環境を

上越市議会は昨年、若者や女性が議員になりやすい環境を考える検討会を設置して取り組んでいる。また、自身の県議選転出で市議会に女性がいなくなることについて桜庭さんは「私が県議になったら女性秘書を採用して、市議会議員に立候補できる人を育てたい。事務所も次期市議候補や政治を志す人のたまり場になるようにしたい」と話している。

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