直江津港の東防波堤 待ちわびた釣り人でにぎわう 今シーズンの開放始まる

新潟県上越市の直江津港の第3東防波堤で2017年3月2日、釣り場としての開放が始まった。開放は2年目を迎え、初日から県内外の多くの釣り人でにぎわった。今シーズンは11月30日まで釣りを楽しめる。

立ち入り禁止の第3東防波堤は、NPO法人ハッピーフィッシングが常駐して巡視など安全対策をした上で、昨年7月から釣り人に開放されている。

初日は大型船の入港のため開放時間が午前10時からとなったが、30人を越える釣人が開放を待ちわび、昼頃には入場者が70人を超えた。開放前などにイルカが数頭現れ、魚が逃げたのではないかと心配する声も上がったが、アジ、イナダ、フクラギなどが釣れていた。

今季の開放初日に釣りを楽しむ人たち
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アジを20匹釣った長野県長野市の男性(69)は「第3防波堤釣り場は最高。昼間よく釣れる場所はあまりないからね」と話していた。 釣り場の開放時間は日の出から日没まで。利用料金は大人800円、高校生400円、中学生300円、小学生200円。悪天候時や波が高いときは開放しない。

開放の詳細はハッピーフィッシングのサイト(http://happyfishing-n.jp/)を参照。