火災被害の民家の屋根が強風で飛び高圧線にかかる 南本町1周辺で一時停電

新潟県上越市南本町1の火災で被害にあった家のトタン屋根が2017年3月6日午後、突風で剥がれて飛ばされ、電線に引っ掛かった。付近は撤去作業のため、一時停電した。

電線に引っ掛かったトタン屋根(3月6日午後5時過ぎ撮影)
火災後トタン屋根飛んで一時停電

南本町1の瀧本晴夫町内会長(65)によると、同日午後3時半頃に野上輝雄さん宅のトタン屋根が上越大通り沿いの電線に引っ掛かっているのを、市ガス水道局の職員が見つけ、近くの南本町交番に知らせた。

東北電力上越営業所によると、屋根は高圧線に掛かっていたため、午後4時24分から同6時18分まで周辺の最大約185世帯の電気を止め、撤去作業を行った。屋根の大きさは長さ7〜8m、幅2〜3mとみられる。

新潟地方気象台によると、この日の上越市高田では午後3時50分に最大瞬間風速15.9mを記録している。

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