上越市の村山市長が重ねて陳謝 市営施設の事故非公表と指定ごみ袋の不具合で

新潟県上越市の村山秀幸市長は2017年3月17日の市議会一般質問で、昨年末に発覚した市指定ごみ袋の不具合と、先月市営施設で起きた事故を公表しなかったことについて、「市民に不信感を抱かせた」などとして陳謝した。

市議会で陳謝する村山市長
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欠陥のある市指定ごみ袋を昨年7月から販売し、同12月まで公表しなかった問題について、宮川大樹議員(みらい)が一般質問した。村山市長は「不具合の発生と、速やかに市民に伝えなかったことについてあらためておわびしたい。今後このようなことのないようにしたい」と陳謝した。

欠陥のあるごみ袋を手に質問する宮川大樹議員
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また、元上越警察署長で上越市の危機管理監も務めた橋本洋一議員は、欠陥ごみ袋の問題に加え、先月リージョンプラザ上越の誘導灯カバーが落下し、利用者が頭を3針縫うけがを負った事故を公表しなかった問題について取り上げた。橋本議員は「いずれも自ら公表したのではなく報道機関の取材で事実を認めたもの。危機管理の要諦はいち早く事実を公表することにある。職員の意識の中にミスはあってはならないという『無謬むびゅう神話』があるのではないか」と指摘した。

市の危機管理について質問する橋本洋一議員
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村山市長は「指定ごみ袋の問題では不具合を速やかに市民に伝えず、事故では情報提供を留保し、それぞれに適切さを欠く対応で、市民に不信感を抱かせてしまい深くおわびする」と重ねて陳謝した。今後の対応として、新たに情報提供の手引きを作るとともに職員の研修などを行う考えを示した。

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