えちごトキめき鉄道(新潟県上越市、嶋津忠裕社長)は2016年4月12日、同社初のリゾート列車「雪月花」の試乗会を実施した。泉田裕彦知事や村山秀幸上越市長らに、23日から運行を前に車内をお披露目した。
雪月花は2両編成のディーゼル車で、定員は45人と座席配置はゆったりとしている。国内最大級のパノラマウインドウが備えられており、車内の食事は上越・妙高の山の幸をふんだんに使ったフランス料理や、日本海の幸を使った日本料理が提供される。
試乗会では、知事や市長らを乗せた車両は午前10時19分に上越妙高駅を出発。車内の黄金色の装飾が窓から差し込む日光に照らされる光景、パノラマウインドウから見える景色などを目にすると、「素晴らしい」と声を上げていた。パノラマウインドウを備えた展望ハイデッキに座った泉田知事は「車内も、車窓から見る景色も、まるで映像のように美しい」と絶賛した。嶋津社長は「多くの方にご好評をいただけているようでうれしい」と話した。
4月17日正午から午後2時まで、直江津駅で車両見学会が行われる。入場券などで参加できる。