新潟県上越市のくわどり市民の森入り口に夏季限定の週末カフェ「川辺の小屋カフェ」がオープンした。桑取産のコシヒカリで仕込んだ糀で作ったノンアルコールの「糀甘酒ドリンク」や自家製シロップかき氷などを味わえる。
同カフェは、NPO法人「かみえちご山里ファン倶楽部」が運営しており、今夏2年目を迎えた。谷内川沿いに位置しているため、心地良い風を感じ川のせせらぎを聞きながら、ゆったり過ごせる。
糀甘酒ドリンクはプレーン(350円)をはじめ、自家製ジンジャーシロップ入りの「糀+ジンジャー」(400円)、桑取産のイチゴがたっぷり入った「糀+苺スムージー」(450円)など多彩。桑取谷上流の湧き水を使用して作る「自家製シロップのかき氷」(400円)はウメ、イチゴ、おけさ柿の3種類。このうちウメは、酸味と甘味が口いっぱいに広がり大人の女性に人気が高いとか。1日限定10個のパンナコッタ(450円)もおすすめ。
店内にはテーブルが3席あるほか、天気の良い日はウッドデッキも利用できる。テイクアウトも可能。
同NPOの松川菜々子事務局長(35)は、「昔から夏バテに良いとされている糀。ドリンクは砂糖不使用で糀の自然の甘みを味わっていただきたい」と話している。
営業日は、9月25日までの土・日・祝日。8月15日は営業する。営業時間は午前10時30分から午後4時。
くわどりゆったり村駐車場を利用し、市民の森入り口の橋を渡って右側に進む。谷内川沿いを歩いて徒歩約2分のところにある。025-541-2602。