上越市北城町4の「東屋酒店」が破産手続き 負債は4000万円

新潟県上越市北城町4の酒類小売「有限会社東屋あずまや酒店」(資本金300万円)が2020年8月11日、新潟地裁高田支部から破産手続き開始決定を受けた。帝国データバンク上越支店によると、負債は約4000万円が見込まれる。

破産手続き開始決定を受けた「東屋酒店」
東屋酒店S

同社は1950年6月に創業、1973年1月に法人化された。酒類、清涼飲料水、たばこなどの販売のほか、飲食店向けの卸売を行っていた。

近年は景気低迷、業界内の競争激化から売上が伸び悩み、2019年9月期の年売上高は約3500万円にとどまり、低収益が続いていた。

先行きの見通しが立たず、今年2月に事業を停止していた。