濃厚接触者は合計32人と判明 バイト先や勤務先など

新潟県は2020年8月19日、新型コロナウイルスの感染が18日に確認された上越市の20代男子学生と妙高市の20代女性会社員について、濃厚接触者は、アルバイト先や職場の同僚など計32人いたと発表した。このうち11人の陰性が確認され、残る21人の結果は20日以降に判明する見通し。

男子学生は「すき家上越店」(上越市大豆1)でアルバイトをしていた。女性会社員は「ドコモショップ妙高新井店」(妙高市栗原4)で勤務していたことを勤務先が公表している。いずれも臨時休業した。

県は、いずれの店についても客を濃厚接触者としていない。

男子学生の濃厚接触者は6人

県によると男子学生の濃厚接触者は友人1人、アルバイト先の同僚5人の計6人。このうち2人が陰性と判明している。

男子学生は今月5日に頭痛と発熱があり、同7日に解熱したが、継続して頭痛があったため、13日に医療機関を受診した。12、16の両日、アルバイト先で勤務していたという。17日に検査した結果、18日に陽性であることが判明した。

アルバイト先の同店によると男子学生は勤務中、常時マスクを着用しており、男子学生と接触した疑いのある従業員については、保健所と相談した上で自宅待機しているという。

妙高市女性の濃厚接触者は26人

また、県によると妙高市の女性会社員の濃厚接触者は家族、職場の同僚、友人の26人。このうち9人の陰性が判明している。

女性は15、16日に勤務し、17日昼、友人らと食事をした。同日夜に発熱し、18日の検査の結果、陽性と判明した。女性は業務で接客を行うことがあり、職場ではマスクの着用など感染予防の対策を実施していたという。

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