新潟県上越市は、中心市街地活性化などを目的に直江津駅前の日本たばこ産業 (JT) 上越営業所跡地に建設される10階建ての複合ビルに、県警の免許センター上越支所(柿崎区直海浜)を誘致する方向で協議を進めていることを開会中の市議会で明らかにした。
Jマテ.ランドコムが事業主体となり、同市西本町1のJT跡地に、1、2階がテナントで3〜10階が分譲マンションの複合ビルのほか、約180台の立体駐車場を整備する計画。総事業費は約31億円で、このうち約6億円を市と国が補助し、2018年度に整備する予定。
県警は新年度予算案に免許センター上越支所移転に向けた調査費を計上している。テナントとして複合ビルに入る方向で県警、事業者、市が協議を進めているという。
現在、柿崎区直海浜にある免許センターが直江津駅前に移転した場合、免許の取得や更新、講習などで年間約4万人の利用が見込まれるといい、市では「利用者がまちなかを回遊するしかけをしていきたい」としている。
関連記事
[