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雪室貯蔵 “もろみ” をしぼったしょうゆ「醤の雫」 上越市の町田醤油味噌醸造場で数量限定販売

2週間前

新潟県上越市東本町3の町田醤油味噌醸造場は雪室で半年以上貯蔵したもろみを搾ったしょうゆ「醤の雫 (ひしおのしずく)」を数量限定販売している。市内の飲食店などでも利用されることが決まっているほか、同醸造場常連客らの反応も上々という。

数量限定販売中の「醤の雫」
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雪の利活用や雪室食品の研究、商品開発などに取り組む「雪室推進プロジェクト」が2015年に設立されて以来、市内では雪室貯蔵熟成された食材を使った商品や料理メニューが多く見られるようになった。同醸造場も16年から雪室推進プロジェクトのメンバーとして活動してきた。同醸造場が雪室関連商品を販売するのは今回が初めて。

「醤の雫」は県産大豆、国産小麦、国産天日塩を使用し、だしや甘味料は一切使用しない丸大豆しょうゆ。16年秋から翌年春先まで熟成したしょうゆのもろみを17年3月、上越市安塚区にある雪室に貯蔵し、半年以上低温熟成させた。同社の町田靖典専務(41)は「雪室は温度が一定なのでもろみの低温熟成に適している。香りが良く、口当たりがまろやかで角が取れたおいしいしょうゆに仕上がりましたね」。また、通常、しょうゆは酸化することで色が次第に黒くなるが、「醤の雫」は透明感のある赤みが特徴だ。

透明感のある赤みが特徴
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冷奴や刺し身で使用するのはもちろんだが、おすすめの食べ方は「バーベキューで肉をはじめ、イカ、ホタテ、ハマグリなどに垂らして焼いてみて」(町田専務)。香ばしさがより引き立つという。ほかにもじゃがバターやアボカドに少し使用するだけで、味わいが深まるという。常連客からは「後味がすっきりしている」「色もよく、甘みがあっておいしい」など反応も上々だ。

「バーベキューで肉や海鮮に垂らして焼いてみて」と町田専務
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数量限定販売だが、来年以降も6月販売を目指して製造する予定。町田専務は「色が鮮やかできれい。見た目、香り、味を楽しんでほしい」と話している。1本100ml。432円。営業時間は午前8時から午後5時。土曜は午後2時まで。定休日は日曜。問い合わせは025‐523‐4367

町田醤油味噌醸造場