全国814市区「住みよさランキング」 妙高市が5年連続県内トップ 上越市は3位

東洋経済新報社(本社:東京都)は2018年6月20日、全国791市と東京23区を対象にした「住みよさランキング」を公表した。このうち、妙高市が全国125位で5年連続の新潟県内トップ。上越市が全国152位で、県内3位となった。

「住みよさランキング」が掲載されている「都市データパック2018年版」
データーパック

25回目の発表となる「住みよさランキング」は、公的統計を基に、それぞれの市区が持つ都市力を、「安心度」「利便度」「快適度」「富裕度」「住居水準充実度」の5つのカテゴリーに分類し、16の統計指標を使ってランキングした。指標ごとに、平均値を50とする偏差値を算出、それらの単純平均から総合評価を算出した。今回は一部指標の追加、変更があり、ランキング上位に変動があった。

総合評価の全国1位は印西市(千葉)で、2012年から7年連続のトップ。2位は名古屋市のベッドタウン、長久手市(愛知)で、昨年の3位から順位を1つ上げた。3位の名取市(宮城)は広域仙台都市圏の副拠点都市で、昨年11位から一気にトップ3入りを果たした。

新潟県内でトップの妙高市は、昨年の18位から125位へ順位を大きく下げた。住居水準充実度、安心度で評価が高かったが、快適度、富裕度が低かった。上越市は昨年の県内2位から3位に順位を下げた。妙高市と同じく住居水準充実度や安心度が高く、快適度、富裕度が低かった。全国順位は昨年の74位から152位に下がった。

全814市区のランキングは、6月20日に発売された「都市データパック2018年版」(6480円)に掲載されている。県内順位は次の通り。

①妙高市 ②柏崎市 ③上越市 ④胎内市 ⑤見附市 ⑥長岡市 ⑦小千谷市 ⑧新潟市 ⑨阿賀野市 ⑩十日町市 ⑪新発田市 ⑫南魚沼市 ⑬燕市 ⑭糸魚川市 ⑮村上市 ⑯三条市 ⑰五泉市 ⑱佐渡市 ⑲魚沼市 ⑳加茂市