えちごトキめき鉄道の列車内に自転車を持ち込むことができる「サイクルトレイン」の実証社会実験が2016年9月22日、「日本海ひすいライン」の直江津ー糸魚川駅区間で行われる。現在、往路となる直江津発の便の利用者を募集している。運行区間の海沿い約32kmには久比岐自転車道があり、鉄道で糸魚川に行き 、帰りはサイクリングを楽しむことができる。
実証社会実験は、2016年3月14~18日に妙高はねうまラインの直江津ー北新井駅間で行われて以来、2回目。同鉄道と国や県などで構成される、サイクルトレイン導入を検討する実行委員会が主催し、利便性や乗客のニーズなどを調査する目的で行われる。車両には可搬式スタンドが設置され、揺れる車内でも自転車を固定することができる。
往路は午前8時までに直江津駅北口広場に集合し、同8時30分に2両編成の臨時列車で直江津駅を出発。同8時54分に能生駅、同9時39分に糸魚川駅に到着する。乗車は直江津駅に限り、能生駅でのみ途中下車することができる。
参加料金は、手回り品料金及び保険料として大人500円、子供300円。別途、乗車区間の運賃が発生する。
申し込みは、上越地域振興局企画振興部025-526-9325。メールで申し込む場合は、名前、住所、生年月日、電話番号、降車希望駅を記入し、(ngt111910@pref.niigata.lg.jp)まで。受け付け期間は9月15日までだが、定員に達し次第、終了となる。
問い合わせは同鉄道総合企画部025-543-7889。