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上越の冬の味覚「アスパラ菜」の出荷始まる 冷え込みで甘みアップ

1か月前

新潟県上越市の冬の味覚「アスパラ菜」の出荷が、同市大道福田のJAえちご上越農産物直売所「あるるん畑」で2021年12月18日から始まった。同市では強い寒気が入り、同日には今冬初の積雪となるなど冷え込んだ影響で、アスパラ菜の甘みが増しているという。

あるるん畑で販売が始まった上越産の「アスパラ菜」
アスパラ菜解禁

アスパラ菜は甘さと歯ざわりが特徴的な上越の冬を代表する青物野菜。園芸ハウスや水稲育苗ハウスを活用して栽培されている。風味や食感がアスパラガスと似ていることから、「オータムポエム」や「愛味菜(まなみな)」といった品種名の総称として名付けられた。

あるるん畑では、上越地域の特産野菜「上越野菜」にもなっているアスパラ菜のブランド化を図るため、最高気温が5度以下に冷え込み、甘みが乗っておいしさが増すまでは、アスパラ菜の名称は使っていない。天候や生育状況などから毎年“解禁日”を設定し、それまでは品種名の愛味菜などで販売している。

寒気の影響で同市高田は12月18、19の両日、最高気温が5度以下になり、18日深夜から19日未明にかけては氷点下2.7度まで冷え込んだ。19日の開店時には、色鮮やかな朝採りの約300袋が売り場にずらりと並んだ。

亦野潤一店長によると、今年は品質も良い上、生産者のブランド化への意識が高まり、解禁日に合わせて一気に出荷量も増した。「甘みが増した最高のタイミングで販売が始まった。さっとゆでて、甘みを感じながら味わってほしい」と話していた。

価格は1袋200円。出荷は2022年3月上旬まで続く見通し。

あるるん畑