上越体操場「ジムリーナ」オープン 加藤凌平、森ひかる選手らが演技披露

国内トップクラスの体操専用施設となる新潟県上越市大潟区九戸浜の上越市立上越体操場「ジムリーナ」が2020年1月26日、オープンした。式典や記念イベントが行われ、リオ五輪体操団体総合金メダリストの加藤凌平選手や、トランポリン世界選手権で日本勢初の金メダルを獲得し東京五輪代表に内定した森ひかる選手らが演技を披露した。

ゆかの演技を披露する加藤凌平選手
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記念式典には市や体操関係者など約90人が出席。上越市の村山市長は「ジムリーナは細部にまでこだわり抜いた体操専用施設。謙信公武道館と合わせ、新たな街の力としてにぎわいと活力をもたらすと確信している。市民の皆様には体操器具を使った教室などを積極的に活用してほしい」とあいさつした。

関係者によるテープカット
ジムリーナテープカット

地元の体操クラブ「レインボージムナスティックス大潟」に所属する西條りりかさん(市立大潟町中2年)は「日本トップクラスの環境で練習できることにとてもわくわくしている」、同クラブの百目鬼大揮さん(関根学園高2年)は「大勢の皆さんに支えられている。常に感謝を忘れず、ここから世界に羽ばたく選手となるよう努力する」と喜びの言葉を述べた。

トランポリンの演技を披露する森ひかる選手
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観客の声援に笑顔で応える森選手
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日本女子体育大学の新体操のフープ・クラブの演技
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上越市立大潟町中学校出身の江俣有寿彩選手(市立船橋高2年)
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定員400人に対し2400人の応募が殺到した記念イベントでは、加藤選手や森選手などの迫力ある世界レベルの演技に観客は魅了され、大きな拍手を送っていた。森選手はジムリーナの印象について、「環境がすごく良くて、トランポリンも飛びやすかった。この体育館で、どの競技の選手も皆で良い練習をして、良い試合ができれば」と話した。東京五輪に向けては「最高の舞台で最高の演技をして、日本人初のメダルを獲得したい」と意気込みを語った。

ジムリーナは既存の体操練習施設「大潟体操アリーナ」(同区潟町)から東に1kmにあり、鉄骨造り2階建てで、延べ床面積3812平方m。体操競技男女10種目、新体操男女などがそれぞれ同時進行できる。総事業費は約21億5000万円。照明の位置や冷暖房設備が選手の競技の妨げにならないよう配慮されているほか、大会用着地マットを設置できる跳馬用自動昇降装置は国内初導入。

東京五輪直前の7月には、ドイツ体操チームの事前合宿が行われる。

オープンした上越体操場「ジムリーナ」
ジムリーナオープン外観

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市立上越体操場「ジムリーナ」の場所