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副市長4人制、諮問委員とも全員反対で委員会否決 中川市長の看板政策に暗雲

2か月前

上越市議会総務常任委員会は2021年12月6日、中川幹太市長が提案している副市長を4人にする条例改正案と、民間の諮問委員1人を設置する補正予算案について、いずれも委員全員の反対で否決した。先月就任したばかりの中川市長の看板施策だが、本会議でも最終的に可決される可能性は低くなり、見直しを迫られる形となった。

現在2人の副市長の定数を4人に増やす条例改正案については、「公約を始めとする重要な政策テーマの推進体制を構築する」として提案しているが、副市長以外の部局組織の改変案が明らかにされていないことなどから、「拙速だ」「組織の全体像が先だ」などの意見が相次ぎ、委員会の採決では全員の反対で否決された。

政策諮問委員は、重要政策について多様な知見やノウハウを持つ民間の有識者1人を政策諮問委員として設置する。市は今回1人だけを採用しアドバイザー的に活用し、4月以降には複数人の諮問委員会として運用すると説明した。議員からは「複数人の諮問委員会を最初から作らないでなぜ1人なのか」「1人だけでは不透明」「馴れ合いではないか」などといった厳しい意見が相次ぎ、補正予算案の採決では全員が反対した。

補正予算案などは起立採決で、全員が反対した
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補正予算案については、市に諮問委員設置に必要な予算を削除して組み直しを求める動議が出され、全員が賛成した。

いずれも15日に予定されている市議会本会議で採決が行われる。