女性職員へのセクハラで懲戒処分 上越消防事務組合の20代消防副士長

新潟県の上越消防事務組合は2016年1月8日、同組合の女性職員へのセクシュアル・ハラスメント行為があったとして、20代の男性消防副士長を停職1か月の懲戒処分、所属長の50代男性消防司令長を管理監督不適正として口頭注意したと発表した。

上越市北城町1の上越消防事務組合
20160108消防セクハラS

発表によると男性消防副士長は2015年10~12月にかけ、女性職員に対しセクハラ行為を行ったもの。停職期間は9日から2月8日まで。

淺野克未消防長は「公務員としてあるまじき行為が発生し、処分に至ったことを組織として深く反省。職員に対してセクシュアル・ハラスメントの防止、綱紀の保持、服務規律の確保を強く指導し、組織をあげて再発防止に努め、地域住民からの信頼回復に向けて取り組む」とコメントを発表した。

同組合は「被害に遭った女性職員のプライバシーと心情を考慮し、これ以上の事案の詳細については情報提供を差し控える」とし、セクハラ行為の詳細などは明らかにしていない。