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同じ酒米で4酒蔵の違い楽しめる 日本酒 「新潟しゅぽっぽ」発売

8か月前

JR東日本新潟支社が地元の農業者と設立した農業法人「JR新潟ファーム」(新潟市南区)の酒米を使い、県内の4つの酒蔵が仕込んだ日本酒「新潟しゅぽっぽ」がこのほど発売された。生産者、酒米の種類、精米歩合、アルコール度数、商品名は同じだが、味わいは蔵ごとに違うという珍しい日本酒で、県内各駅のコンビニエンスストア「ニューデイズ」などで販売されている。

4種類の「新潟しゅぽっぽ」(左から)君の井、吉乃川、越後鶴亀、今代司
さけ

「新潟しゅぽっぽ」は、日本酒を通じた新潟の観光振興を目指すJR東日本の地域連携プロジェクトから誕生した。商品名の「しゅ」は新潟の酒、「ぽっぽ」は街歩きや蒸気機関車の蒸気などを意味している。

昨年、JR新潟ファームが設立後初めて栽培した酒米「五百万石」を使って今代司酒造(同市中央区)と越後鶴亀(同市西蒲区)が初醸造。今年は新たに君の井酒造(妙高市)と吉乃川(長岡市)が加わり、上中下越の4つの酒蔵から4種類の「しゅぽっぽ」が商品化された。

4種類とも純米吟醸酒で精米歩合58%、アルコール度数は15度。総製造量は、720ml瓶で約8300本となる6000リットル。今代司は淡麗で冷やでも常温でも、ぬる燗でも楽しめ、越後鶴亀は控えめな香りと酸味が調和、吉乃川はふくよかな米の旨味が特徴。君の井は無濾過で瓶貯蔵したことで米の甘みと旨味にあふれるなど、いずれも4つの蔵の個性が表れ、さまざまな料理に合わせたり、飲み比べを楽しんだりできる。ラベルは、妙高山や花火など酒蔵のある街の風景をイメージしたおしゃれなデザインで、切符の硬券をかたどったタグが付いている。

君の井酒造の田中智弘代表取締役専務は「現在も蔵で瓶詰めで寝かせていて、熟成が進めば違う味わいも楽しめる」と話している。

価格は、720ml入り1780円、180ml入りは540円(いずれも税込み)。JR新潟駅の土産物店や上越市内の直江津、高田、上越妙高を含む県内各駅のコンビニエンスストア「ニューデイズ」で販売している。妙高市の君の井酒造では自社の「しゅぽっぽ」のみ販売している。

◇新潟しゅぽっぽ公式サイト http://www.jrniigata.co.jp/shupoppo/