今夏の上越地域の渇水で上越市は消雪用地下水を飲み水として活用した。新潟県は冬までに地下水位が十分に戻らず地盤沈下の懸念があるとして今冬、消雪パイプの適切な利用を呼び掛けている。
4月の県営高田発電所の水管破断事故と記録的な少雨により渇水となり、市は7月下旬から6か所の消雪用井戸から城山浄水場と正善寺浄水場まで配水管をつないで、水道水源として活用した。
県上越地域振興局は、高田城址公園など2か所の井戸の水位を公開している。地下水位は12月1日時点で前年同日より約1m低い状態となっている。
県では「地下水は地域の大切な資源。今冬はより一層の地下水の適切な利用に協力してほしい」としている。①雪が止んだら散水を止める②散水の勢いを必要以上に強くしない③散水は必要な箇所だけにする──ことを呼び掛けている。
▼上越地域の地盤沈下速報