東京電力柏崎刈羽原子力発電所の再稼働の是非を巡り、原発から5~30kmの避難準備区域(UPZ)内の上越市など7市町の首長と花角英世知事との意見交換会が2025年11月14日、長岡市で開かれた。上越市の小菅淳一市長は「知事の判断を尊重する」と知事に伝えた。

知事はこの日午前に柏崎刈羽原発を視察し、午後から、小千谷、長岡、上越、十日町、見附、燕、出雲崎の6市1町の首長と意見交換した。意見交換は冒頭以外非公開で、終了後に7首長が報道陣の取材に応じた。

上越市の小菅市長は①防災対策と安全対策の県民への周知②国によるさらなる安全対策などの2点を知事に要望した上で、「知事が今後熟慮して行う判断については尊重する」と話した。

知事による再稼働の判断のタイミングについて長岡市の磯田達伸市長が「県民理解にもう少し時間をかけるべき」と表明したが、小菅市長ら6首長はおおむね知事に委ねるという姿勢を示した。
7首長の意見を聞いた花角知事は「重く受け止める」と答えたが、再稼働の判断内容、時期、手法についての言及はなかったという。