開催年の表記を誤り販売中止、修正して改めて販売へ 「越後・謙信SAKEまつり」20回記念切手

新潟県上越市で開催される「第20回越後・謙信SAKEまつり」(2025年10月18、19日)の20回記念で日本郵便信越支社から発売されたフレーム切手2種のうち1種に誤表記があった。祭りの第1回開催年を誤って記載したもので、同社は販売を取りやめ、修正したものを10月16日から改めて販売する。

第1回開催年を誤って記載し、販売を中止したフレーム切手(日本郵便HPより)

フレーム切手は、SAKEまつりの第1回と今年のポスターをそれぞれイメージした2種類を500シートずつ製作した。同社によると、第1回のポスターデザインを基にしたとしていたシートには「2005」と記したが、正しい開催年は2006年で、デザインも第1回のポスターのものではなく祭りを企画した2005年時点でのイメージデザインだった。

デザインを担当した郵便局員によると、祭りの実行委員会が発足した年が2005年だったことなどから、製作に協力した実行委員も含め勘違いしたという。9月18日から上越地域3市と十日町市の郵便局で販売していたが、報道機関からの問い合わせを受けて誤りに気付き、誤表記のあった1種のみ22日に販売を停止した。

同社は今後、シートの記載を「2005」から「2025」に修正し、ほかのデザインはそのままで10月16日から上越地域3市の全郵便局と十日町市の一部の局で販売する。インターネット販売は未定。発行部数は500シート。

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