新潟県上越地域に7店舗あるスーパーマーケット「イチコ」(竹内一夫社長)は2024年9月21〜23の3日間、秋の彼岸に合わせたフェアを全店で開催する。秋の彼岸には欠かせないイチコ自慢の特製おはぎの販売をはじめ、京都・大安の皇室献上品「千枚漬」や高田南店限定でおぎのやの「峠の釜めし」がいずれも数量限定販売される。新米コシヒカリも入荷予定だ。
フェアの目玉はイチコ特製のおはぎ。「あんこ」は北海道産あずきをふっくらと炊き上げ、甘さを抑えた味わい。昔ながらの懐かしい味に仕上た。2個入り215円、3個入り323円。このほか、北海道産小豆使用のあんこを包み、国産原料のきなこをまぶした「きなこ」、すって香りを立たせた黒ごまをまぶす「ごま」、上越市産エダマメを使い、砂糖と塩のみで練り上げた「ずんだ」もあり、4種を詰め合わせた「おはぎミックス」(431円)もある。
京都大安の看板商品「千枚漬」を販売
21、22の両日は「大安」(京都府)の「千枚漬」を2日間限定で販売する。百貨店以外で県内で購入できるのはイチコのみ。
大安は1902年(明治35年)創業の老舗漬物店で、千枚漬大安の看板商品。伝統手法のかんながけでかぶらを2.6mmの薄さにスライスし、塩だけで3日間漬け込む下漬け、北海道産昆布と秘伝の調味液で2日間漬け込む本漬けを経て完成するという。機械化ができない工程は熟練の職人たちが今でも昔ながらの手法で作業し、じっくり丁寧に作り上げている。今回は新物原材料の商品がいち早く並ぶという。110g入り、864円。
料亭だしで上品に炊き上げる浅田屋の「松茸御飯の素」
21〜23日は、石川・金沢で心温まるもてなしと伝統の手法が息づく四季折々の素材を盛り込んだ加賀料理を堪能できる、老舗料亭旅館「金沢浅田屋」の「松茸御飯の素」を販売する。浅田屋商品はイチコでは20年前から取り扱っており、長年のファンも多い。9月上旬にはイチコ全店で浅田屋の「栗御飯の素」を販売し、好評を呼んだ。
松茸御飯の素は金沢の天然水仕立て。松茸の風味と食感を生かし、昆布とかつおを使った薄味の料亭だしで上品に炊き上げる。2合炊き約3人前、951円。
「峠の釜めし」は21日に高田南店限定販売
峠の釜めし本舗おぎのやの「峠の釜めし」が21日、高田南店限定で販売される。発売開始から60年以上、愛され続ける駅弁。秘伝だしで炊き上げたコシヒカリの上に色彩豊かな9種類の具材が乗る。器は陶器ではなく、釜型の紙容器「パルプモード容器」を使用した商品となり、1個1200円。販売予定時間は午前10時30分から。200個限定でなくなり次第終了。
2024年産の新米コシヒカリも入荷
昨年収穫された米が猛暑の影響から不作となり、全国的に米の高騰、欠品状態となっている中、2024年産の新米コシヒカリも入荷する。妙高市産の「特選コシヒカリ」(5kg、3122円)、県産もち米「わたぼうし」(1kg、519円)をそれぞれ販売する。