クラフトジンを手軽なソーダ缶で 越後薬草が5月7日から県内先行販売

健康食品製造などの新潟県上越市小猿屋の越後薬草が手掛けるクラフトジンシリーズから2024年5月7日、新たにソーダ缶の「THE HERBALIST YASO ジンソーダ」が発売される。県内で先行販売し、同社の塚田和志社長は「大衆的に味わってもらい、県を代表するお酒にしていきたい」と力を込める。

5月7日に発売するクラフトジンのソーダ缶(右)

同社のクラフトジンシリーズは、酵素ドリンクなどの製造過程で、野草エキスを凝縮する際にできるアルコールを活用した商品。県内産ヨモギやドクダミなどの野草80種類を原料に、ハーブや果物で香りや味わいを加えている。2020年から販売開始し、国際的なジン品評会「World Gin Awards 2024」では国内最高賞を受賞している。

これまではボトル販売のみだったが、より手軽にクラフトジンを味わってもらおうとソーダ缶を開発した。80種類の野草とグレープフルーツやジュニパーベリーといった植物由来の素材20種類の計100種を使用。さまざまな食事に合うようにと既存のジンよりも香りを控えめにしたさっぱりとした味わいが特徴だ。

THE HERBALIST YASO ジンソーダ

糖類ゼロで香料、甘味料、保存料不使用と、健康食品メーカーならではのこだわりも。誰でも飲みやすいようにと、アルコール度数は5%と控えめに仕上げた。350ミリリットルで希望小売価格は199円。

「手軽に味わってほしい」と話す塚田社長

塚田社長は「柑橘香る爽やかな飲みやすい仕様で、これからの暑い季節、日頃の食事はもちろん、アウトドアのシーンなどでも手軽に飲める。無添加なので健康志向の人にもぜひ味わってほしい」とアピールする。

県内のスーパーやドラッグストアなどの量販店、コンビニエンスストアで順次販売され、同社のオンラインショップでも購入できる。

yaso80gin.jp

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