新潟県上越市をはじめ、北海道や山形県など全国8地域の雑煮の食べ比べができる「お雑煮フェスティバル」が2024年3月20日午前11時から午後3時まで、上越市本町4のイレブンプラザ広場で開かれる。
イレブンプラザ内の手打ち讃岐うどん店「讃岐うどん房鶴越」(小川隆治店主)が、地域や家庭によって異なる雑煮を食べ比べることで地域伝統の食文化やその多様性に触れてもらおうと企画した。上越市の高田、保倉、柿崎の3地区、村上(新潟県)、北海道、山形、金沢、香川の計8地域の雑煮のブースが並ぶ予定だ。チケットは6杯分1800円で、当日会場で販売する。提供される雑煮はわんこそば椀ほどの大きさの椀に盛り付けられるため、1人で6杯分の食べ比べも容易なほか、チケットの家族やグループでの利用も可能。
能登半島地震の被災地復興支援チャリティーイベントでもあり、チケットの売り上げから材料費などの基本的経費を差し引いた全額と会場に設置する義援金箱に寄せられた浄財を、主に現地でのボランティア活動費に充てる。テーマを変えながら年内4〜6回の食に関するイベントを開催予定で、計100万円の義援金を目指している。
なお当初予定されていたお雑煮研究家、粕谷浩子さんのトークショーは、粕谷さんの体調不良のため中止となった。
問い合わせは鶴越025-512-6111(Facebook、Instagram)。